【まとめ】 就活で使えるリップ(口紅)の選び方・おすすめの色

普段何気なく付けているリップですが、就活メイクのリップとなると、何を選ぶのが正解か分からない方も多いのではないでしょうか?

自分が似合っていると思っていても、実は自分の雰囲気に合っていなかったということもあります。

そこで今回は、「パーソナルカラー」に合わせた面接官に好印象なリップの選び方、おすすめのリップ商品について、元代理店勤務の小谷ありさが解説します。

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1.就活におすすめのリップ商品5選

まずは、就活生におすすめのリップ商品を5つご紹介します。

人事からの評価を得やすい「リップの発色の自然さ」と、出費が多くて大変な就活生でも購入しやすい「価格」
という2点をポイントにセレクトしました。

ブランド名、価格も記載しているので、ぜひ参考にしてみてください。

(1)ヴォリュプテ テイントインオイル


出典:http://www.amazon.co.jp/
ブランド名:イヴ・サンローラン・ボーテ
価格:3,800円

グロス感覚のリップです。中には美容液が配合されているので、唇を守り、ケアしながら美くてツヤ感が高い唇がつくれます。
人の体温になじんで、自然なリップメイクが演出できます。

(2)エクストラグロウリップスティック


出典:http://www.amazon.co.jp/
ブランド名:SUQQU
価格:4,000円

何重に塗らなくても、一塗りでつややかなリップメイクが完成します。ノンパール処方なので、ラメやパールも入っていないので、就活中も安心です。また、ツヤ感だけでなく、立体感が出る仕組みになっているので、リップの上からグロスを塗らなくても十分なメイクができます。

(3)フォーエバージューシーオイルルージュシアー


出典:http://www.amazon.co.jp/
ブランド名:ジルスチュアート
価格:2,800円

一塗りでリップが広がる「ライトタッチジューシーオイル」が配合されているリップです。つややかで華やかな唇が作れます。
また、美容オイルも配合されているので、唇を痛めることなく、キレイな状態を保てるメリットもあります。

(4)カラーセンサーリップティント


出典:http://www.amazon.co.jp/
ブランド名:KATE
価格:1,400円

ほどよい発色できれいなグラデーションリップを作ることができます。また、ティントなので色持ちが良いです。
※ただし、「RS-1」「RD-2」「BR-1」は強めに発色されるので、就活には控えましょう。

(5)リップティントシロップ


出典:http://www.amazon.co.jp/
ブランド名:CAN MAKE TOKYO
価格:650円

650円と価格が安いプチプラリップです。ナチュラルに発色されるため就活に向いています。何度か重ね塗りすることで色も落ちにくくなる点もおススメの理由です。

(6)オペラ ティントオイルルージュ05


出典:http://www.amazon.co.jp/
ブランド名:OPERA
価格:1,880円

ティントタイプなので色落ちしにくく、長時間の説明会、面接でも最後までしっかりと唇を色付けてくれます。
SNS上でも話題になり、アマゾンではリップティントのカテゴリーで「ベストセラー1位」に選ばれています。

2.似合うリップはパーソナルカラーで決まる!


就活に適したリップ・口紅を選ぶには、まず自分の「パーソナルカラー」を知ることが早道です。

パーソナルカラーとは、人間が生まれ持っているボディーカラー(肌色・目の色・唇の色・髪色など)をもとに、個人(パーソナル)に合う色を見つける、診断する方法のことを言います。

パーソナルカラーは春夏秋冬タイプに分け、全部で4種類に分かれます。

今回ご説明する、自分に似合うリップの探し方は、自分の唇の色であるボディーカラーを知って、ボディーカラーに合ったリップを見つける手法です。

まずは、パーソナルカラーを見つける方法を2つご紹介します。

(1)肌の色タイプ

パーソナルカラーは4種類に分かれますが、パーソナルカラーを見つけるためにも、まずは肌の色を2つのタイプに分類する「ベースカラー」を考えましょう。

ベースカラーは「ブルーベース」と「イエローベース」の2つに分かれます。では、それぞれの特徴をご説明します。

①【夏・冬タイプ】ブルーベース


ブルーベースは、日本人に少ないタイプで、肌の色が白く、日焼けしにくいことが多いようです。主な特徴は、以下の通りです。

◆ブルーベースの特徴
・肌が色白もしくは、顔全体がピンク系、頬の赤みが強い
・日焼けをすると肌が赤くなって痛み、収まると元も色白肌に戻る
・目の色が濃い茶色

◆似合うリップの色
⇒ピンク色、ローズ系

②【春・秋タイプ】イエローベース


イエローベースは、黄色人種といわれる日本人に多いタイプで、肌の色が黄色がかっていて、日焼けしやすいことが多いようです。主な特徴は以下の通りです。

◆イエローベースの特徴
・肌がやや黄色掛かっている
・日焼けをしても真っ赤になることは少なく、肌が黒く(小麦色)になりやすい
・目の色が薄い茶色

◆似合うリップの色
⇒オレンジ色、ピーチ色

(2)全体の雰囲気による違い

続いて、顔全体の雰囲気による違いを見ても、パーソナルカラーを導き出すことができます。顔の雰囲気は、「ソフトタイプ」と「ハードタイプ」の2つに分かれます。

自分がどちらのタイプなのかは、自分から見た、自分の顔の印象、そして人から言われる印象を思い出して見極めます。

①【春・夏タイプ】ソフトタイプ


明るい、かわいらしい、華やか、若々しい(実年齢より若く見える)、優しい、穏やか、爽やか、とよく言われる方に多いです。

②【秋・冬タイプ】ハードタイプ


知的、落ち着いている、大人っぽい(実年齢より年上に見える)、スタイリッシュ、シャープ、クール とよく言われる方に多いです。

自分の顔がイエローベース・ブルーベースどちらなのか?ソフトタイプ・ハードタイプどちらなのか?を診断してみてくださいね。

3.パーソナルカラーで選ぶ!就活リップの色の選び方

先程の診断結果は、いかがだったでしょうか?

続いて、パーソナルカラー毎のおすすめリップ色をご紹介します。自分のあてはまるパーソナルカラーの項目をチェックしておきましょう。

(1)【春タイプ】幼く見られがちなタイプなら、ツヤ感×アプリコット系のリップ

例:上戸彩さん、石原さとみさん、新垣結衣さん、など

春タイプは実年齢より幼く見られがちな、かわいらしい雰囲気の方が多いです。芸能人で言うと、上戸彩さん、石原さとみさん、新垣結衣さんなどです。3人とも、実年齢より若く見え、かわいらしい雰囲気ですよね。

かわいらしいタイプの方にはピンク色が強いリップが似合うと思われがちですが、実は春タイプには、ツヤ感があるアプリコット系のリップがよく似合います。

アプリコット系というと、ピンクベージュやサーモンピンクベージュなどのカラーをイメージしてください。春タイプの方は、唇の血行もよく、もともとピンク色に近い人が多いです。そこで、ベージュがかったアプリコットを追加することで、かわいらしいけど、大人の落ち着きがある唇が作れます。

そしてポイントはツヤ感。ベージュが入ったリップを使うと、どうしても老けて見えます。そこで、ツヤ感があるリップを使うことで、加齢を押さえ、大人の色気が演出できます。

(2)【夏タイプ】大人びて見られやすいタイプなら、くすみのあるピンク系のリップ


例:広末涼子さん、小雪さん、滝川クリステルさん、など

夏タイプは、大人びて見られやすい方が多いです。芸能人で言うと、広末涼子さん、小雪さん、滝川クリステルさんなどです。3人とも、”クールビューティ””落ち着いた大人の女性”という印象がありますよね。
大人っぽい方には、くすみのあるピンク系リップがよく似合います。

元代理店勤務をしていた私の経験上、就活生で大人びて見られやすいタイプの方は、さらに大人びて見える、言葉を悪くすると老けて見えてしまう赤系のリップをつける方が多いです。

そして、なぜ赤系のリップをつけるのかと尋ねたところ、「自分は実年齢より上に見られることが多いから」と答える方がほとんどです。

しかし、この選択はNGです。大人びて見られる人こそ、あえて若々しさが出るピンク系のリップがおすすめです。

ただ、ピンクだけのリップをつけると、大人っぽい女性が懸念するように、雰囲気と合わなくなるリスクがあります。そこにくすみが入っているピンク系リップを使えば、落ち着きがありながら若々しい印象の唇がつくれます。

(3)【秋タイプ】落ち着いた印象を与えやすいタイプなら、オレンジ系のリップ


例:竹内結子さん、安室奈美恵さん、加藤綾子さん、など

秋タイプは、落ち着いた印象を与える方が多いです。芸能人で言うと、竹内結子さん、安室奈美恵さん、加藤綾子さんなどです。

落ち着いた印象の方には、オレンジ系のリップがよく似合います。

オレンジ系と言っても、明るいオレンジ色ではなく、ベージュベースにオレンジ色を混ぜたような、ヌーディーな色が合います。

秋タイプの方以外がヌーディーなオレンジ系リップを塗ると、顔色が悪く、くすんで見えることがありますが、秋タイプの方だと、知的で落ち着いた印象を与えてくれます。

(4)【冬タイプ】クールな印象をもたれやすいタイプなら、ツヤ感×ピンク系のリップ


例:黒木メイサさん、柴咲コウさん、堀北真希さん、など

冬タイプは、クールな印象をもたれやすい方が多いです。芸能人で言うと、黒木メイサさん、柴崎コウさん、堀北真希さんなどです。

クールな印象をもたれる方には、ツヤ感×ピンク系のリップがよく似合います。

クールな印象の方ほど、唇は明るく華やかなものを選びましょう。その中でも、くすみがない、ツヤ感があるピンク系のリップです。

よく、クール系の女性から「ピンク系のリップをつけると、顔のイメージと合わなくないか?」と質問を受けることがありますが、クール系だからこそ、唇を華やかでかわいらしくすることで、うまく中和させバランスがとれた顔をつくることができます。

4.就活ではNGなリップメイク

就活では、リップを塗らなかったり、派手なラメ入りのリップを塗るのはNGです。ここでは、就活では悪い印象を与えてしまいやすいリップについて紹介します。

(1)リップを塗らない


就活メイク時に、リップを塗らないことはNGです。就活メイクでナチュラルに唇メイクをすることはマナーです。

ナチュラルな唇のメイクは、色味が薄いリップを使えばできます。春夏秋冬タイプ別に似合うリップをご紹介しましたが、自分の顔に合った色で、ツヤ感なのか?くすみ系なのか?をよく見ながら、リップを選ぶと良いでしょう。

また、リップメイクは健康的に見える最低限の色味が必要であることは忘れずにリップを選びましょう。

(2)派手な色・ラメ入りのリップ


就活メイク時には、派手な赤色や目立つラメ色のリップは避けた方が良いです。

こちらも、春夏秋冬タイプにあったように、自分に合った派手すぎないナチュラルな色で、唇メイクをすることをおすすめします。

百貨店やドラッグストアのコスメブランドコーナーに行けば、派手でない色でラメやパールが入っていないリップがたくさん販売されています。自分に合うものを探してみてください。

(3)落ちやすいリップ


就活では汗をかいたり、ランチを挟んでの面接などリップが落ちやすいです。そのため、ロングキープ系のリップを選びましょう。最近は、「長時間キープ」と言われるリップも多く販売されています。

自宅でばっちりメイクをしても、すぐに落ちてしまうので、こまめに鏡をチェックするようにしましょう。

5.まとめ

今回は、就活で使えるリップの選び方とおすすめの色、おすすめのリップをご紹介しました。

まず、自分に似合うリップを見つけるには、パーソナルカラーを知る必要があります。

パーソナルカラーとは、イエローベース、ブルーベース、そしてソフトタイプ、ハードタイプに分類されます。さらに、春夏秋冬と4種類に細かく分類して、自分の肌の色や唇の色に最も合うカラーを見つけます。

就活時のリップメイクは、最低限の色味が必要ですが、濃いリップやラメ感がないリップを選び、ナチュラルメイクを心がけましょう。

そして、元代理店勤務の私がおすすめするリップを3つご紹介しました。

もし、就活のリップに迷っている方がいらっしゃれば、ぜひ参考にしてみてくださいね。

                     

ABOUTこの記事をかいた人

大学卒業後、教育系中堅広告代理店で高校教員、大学職員、企業人事と協力して、若者の進学・就職支援事業に従事。 現在は、新人教育・新人研修・採用・コンサルを行う。また、若者の就職、仕事に関する記事の作成を中心に執筆活動も行う。